アルピーヌA110 リヤウイング開発日誌

A110ドライカーボンリヤスポイラー発売開始です
アルピーヌA110 GT-Cエアロキット ドライカーボン製リヤスポイラーが発売開始となりました。

A110リヤウイング開発日誌⑧
アルピーヌA110リヤウイング開発日誌も最終回となりました。

A110リヤウイング開発日誌⑦
アルピーヌA110リヤスポイラー開発日誌も終盤です。 今回は以前のブログでご紹介したアルティー型からCFRP(ドライカーボン)型製作の様子です。

A110リヤウイング開発日誌⑥
アルピーヌA110リヤウイングドライカーボン(CFRP)型製作用のアルティー型の製作風景です。

A110リヤウイング開発日誌⑤
間もなく発売のアルピーヌA110リヤウイングですが、試作品での確認が完了しCFRP型(ドライカーボン型)の製作に移行しています。

A110リヤウイング開発日誌④
アルピーヌA110 リヤスポイラーの設計もいよいよ佳境に入ってきました。

A110リヤウイング開発日誌③
アルピーヌA110リヤウイング開発も着々と進行中です。おおよそのデータ作成が終わり、細部の確認や調整を行っている段階です。実際の商品とするためにはドライカーボン用の型を製作しますが、型から抜き取れない形状だったり型の分割数が多くなるような形状だと販売価格にも大きく影響してしまうことから意匠性と製品実現性のバランスをとるのに毎回苦労しています。

A110リヤウイング開発日誌②
 ブレーキパッド同様の話となりますが、当社ではアルピーヌA110のリヤウイングを開発・発売する予定はありませんでした。もともと高速域でのフロントリフトが強かったためリヤスポイラーは不要であると考えていたためです。ただ、当社がフロントスポイラーを設定していることからメーカー出荷の弱アンダー状態のまま全体ダウンフォースが欲しいとのご意見があったのも事実です。 今まではそういったお客様には市場に存在する他メーカーのリヤウイングを使用いただくよう促していました。 ところが…

A110リヤウイング開発日誌①
アルピーヌA110のリヤウイングスポイラーが順調に進行中です。当社ではさまざまな手法で部品開発を行いますがアルピーヌA110のエアロパーツは車両スキャンから始まるデジタルエンジニアリングで行っています。自動車メーカーも使用する高性能ATOSシリーズスキャナーで車両を細部までスキャンします。最大の魅力は非常に細かい複雑な形状の細部までコンマ1ミリ以下でしっかりスキャニング出来ることです。現在ではAmazonなどでも簡易3Dスキャナーを入手することが出来ますが残念ながら自動車ボディーなどをスキャンするには全く性能が足りません。現実には数百万円以上の3Dスキャナーが最低でも必要となります。当社が設計するアルピーヌA110のエアロパーツはこういった機材を使用する事実からも最高性能のフィッティングをお約束できるのです。