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当社デモカー、A110エアコンガス漏れ修理を行いました。コンプレッサーを出て最初の接続ジョイント部からのガス漏れです。画像上側が高圧ラインとなりますがジョイント部からうっすらと滲みがあるのが確認できます。おおよよ1年でガス量が150g程度漏れるという微妙な漏れ方です。そのためエアコンの効きが緩やかに悪くなってきました。
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合わせ面の面研・オス側/メス側部の擦り合わせ、異物嚙みこみ等がないことを確認しエアコンオイルを塗った新品Oリングを組み込みます。そして真空引き・ガスチャージを行って作業完了です。取り外したOリング、見た目では損傷やねじれ、ゆがみ等がなかっため走行振動でジョイント部の揺れなどが発生しているのかもと疑いつつしばらく様子見です。高圧パイプに微細なクラックが入っていてもこのような漏れ方をするのでそれも心配です。A110は規定ガス量が535g±15gなので550g充填。吹き出し温度も7.9℃まで下がりました。
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2年前、納車直後にエバポレーター(車内側熱交換器)からのガス漏れがあり交換した時の様子です。車内で一番奥にある部品となるため作業は少々大げさになります。当社にはエアコンコンプレッサーやオルタネーターなどの補機類品質管理を電機メーカーで行っていたスタッフもいることからこのような作業も自社ですべて行っています。漏れの原因が品質不良なのかレイアウト起因なのか、または他の理由なのかなどを調査する目的もかねています。
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